目次
VR界隈を盛り上げる新機種
パンケーキレンズという薄型ディスプレイにより、光の反射を抑え
後頭部にバッテリーを配置することによって、装着感を上げた
実はVR元年からあるシリーズ最新機種「Pico4」が発売されました!
現在のMetaQuest2一強のVR業界に対抗馬となりえるのか?
当初は、Quest3が発売されるまで別に他機種を買う必要はないな・・
と思っていましたがSNS上で、発売日になるや、
そこそこ評判も良かったため、衝動的に購入してしまいました。
細かいところは、レビューされている方もいらっしゃるので
今回は、当ブログにそった個人の主観によるレビューでいってみます。
ちなみに、ゲームメインであって動画等は考慮していませんので
動画がメインなんだよ!という方にはあまり参考になりませんので
ご了承ください。
PicoOS 5.4
PicoOS 5.3~5.3.2
日本語情報がなくなりました。
これはという内容はなさそうですがバーチャルデスクトップが使用できなくなったりがあったようです。
PicoOS 5.2.7配信中
今回は特にピックアップされた内容はなく、
全体の安定を図られたアップデートのようです。
PicoOS 5.2.2配信!
画面ロックやコントローラートラッキング更新等
ソフトウェア面での強化も始まりました!
Pico4 VS Quest2 比較
Quest2
Quest2良いところ
・独占のソフトが存在する(特にビートセイバーやバイオハザード4は強い)
・PC接続も問題ない
・価格が安かった(今は値上がり)
・本体のOSの度重なるバージョンアップによってかなり便利になった
Quest2ダメなところ
・長時間プレイすると、熱で電源が落ちる
・光の反射が強く、ゴッドレイで見づらいし視野角は狭い
・アカウントがコロコロ変わって面倒くさい(特にFacebookとか)
・価格が値上がりした(ここ重要)
・長時間プレイの後は、顔にゴーグル跡が付くため外出できない
・PCVRで接続前に(本体側で)録画して接続しないと、接続した後には録画できなくなる
・PCアプリが常にバックグラウンドでプロセス稼働している(PCVRしない方には無関係)
Pico4
Pico4良いところ
・薄型の眼鏡なら、難なく付けたまま遊べるのでメガネ民にも安心
・ゴッドレイが抑えられ、画面が見やすく視野角も広い
・QuestのUIが参考にされたのか、直感的に分かりやすい
・本体ファンが強力で、温度が上がりづらい
・円安な日本の状況なのに、安い
・PCVRも使える
・ライブ配信に力を入れてきた Metaとはまた違うアプローチ
・アカウント作成に必要な個人情報が少ない(メールアドレスと生年月日)
・おでこに重量が集中するので、頬にはゴーグル跡が付きづらい
・物理ボタンとしてキャプチャボタンが存在する。
更にいつでもキャプチャできる(短押しでスクショ、長押しで録画)
・ストリーミングアシスタントは常時稼働しているプロセスはなさそう(PCVRしない方には無関係)
Pico4ダメなところ
・ソフトが少ない、独占ソフトというよりは他ストアと変わらない
・本体ファンが強すぎて、音が気になる
・イヤホンジャックはない、マイクはPC設定次第で標準だと悪く感じる
・PCVRが使えるが、簡単かというとそうでもない
結局、PCVRとして使う事がメインに
スタンドアロンとしても、普通に遊べますが
上述した通り、Quest2メインのユーザーだったら
改めてPicoストアで購入し直しになります。
そうなると、以前プレイしたゲームを改めて買いなおす?
いやいや、それならSteamで買った方がマシ!となりますよね。
という形で、Steamで購入したゲームをプレイ!となり
PCVRメインになります(これではValveが強すぎますが)
そこにも罠がありますw
思ったよりPC接続が簡単ではないのです。
接続するたび、クラッシュするSteamVR・・・
※設定や再起動で何とか出来ましたが
PCVR使用時としても若干Quest2有利です。
追記)
PC接続用のストリーミングアシスタントが更新されました!
もしかしたら、更新が続く事で安定するかもしれません。
追記2)
バーチャルデスクトップで接続しようが、
流石にビートセイバーのエキスパは遅延で難しすぎました
OSアップデートでトラッキング向上との事ですが・・・
やはり無理w
むしろ遅延に合わせた切り方を考えないとダメな感じ
コントローラー互換問題
購入して、色々試してみた結果
思ったよりコントローラーの互換性がイマイチと分かりました。
設定方法等があるようですが、
理想は何もしなくてもQuest2と同様に動く事です。
しかし、そこは難しいのか
ゲームによって要設定となっています。
一々設定するのが面倒な方はQuest2をおすすめします。
地味にコントローラーの電池減りが早い
コントローラーにも少し難点があります。
片手に単三電池が2本必要計4本使用するのですが、
電池の減りがとても早く感じます。
気づいたら無くなってるので
使わないときは電池外しておいた方が安心(´・ω・`)
※本体のスリープになってなかった問題があります。
OSアップデートで本体の電源オフのショートカットが追加されました。
これも改善されたかもしれません・・・
Quest2は、片手1本しか使用しませんが、いつ替えたっけ?
というくらい長持ちします。
個人的には充電式より、よっぽどマシなのですが
もう少し持ってほしいです。
※PSVRで使用したPSMOVEの取り回しの悪さからくる
個人の主観です。
一部VRmod等で正常動作しない
前回アップした「Ghostwire:Tokyo」のVRmod使用時に
イベントシーンやステータス画面での機器側への画面非表示が判明
mod自体の問題と思われましたが、
Quest2使用時には普通にプレイ出来ると判明!
Pico4使用時には細かい画面ブレが酷かったのですが、
それもQuest2使用時には発生せず・・・
ほとんどの方には影響なさそうですが、
当ブログでは影響大w
ついでに言うと、Pico4は北米で販売されておらず
北米圏の作者が多いと思われるVRmod界隈では厳しいかも(´・ω・`)
追記)
REALmodsはバージョン9.5以降でPico4でも問題なくプレイできるようになりました。
ただし、Quest2使用時とは挙動が違う可能性があるのでご了承ください。
ソフト面で足りないところ
Quest2には、天下のBeat Saberやバイオハザード4VR
といった独占ソフトがありユーザーにも好評なソフトが多いですが、
Pico4は、これといったソフトがありません(これは特に個人的主観)
Quest2から、VRゲームをし始めたユーザーさんが
その部分を切り捨ててまでPico4へ移行するかというと?
正直、難しいと思います。
もし、カラーパススルーを活かしたMR的な独占ソフトとか
出てきてくれたら嬉しいのですが・・・
追記)
2022年11月21日~11月27まで
ブラックフライデーのセールとして、
VRソフトとしては、高い割引率でセールが開催されました
早速ソフト販売にテコ入れされてる感じですね。
こちらも今後に期待です。
現状、新たなコスパ機種か
PCVRとしてはQuest2の方が良い・・・
ゲームメインならQuest2がまだ有利
特に、VR元年からVR機器をお持ちの方には
あらゆる意味で、まだQuest2の方が良いです。
ただし、装着してからの軽さやカラーパススルーなどの
ハード面では、Quest2に完勝。
装着しやすい!軽い!は正義
引き続きソフトウェアも今後のアップデートに期待です。
まとめ
スタンドアロン入門用とすると、価格もお安くお手軽で
装着感も良く、長時間プレイも苦ではない。
初VRという方には十分おススメできる。
PCVRとしても使えはするので、装着感や軽さから既存VRユーザーの買い替えもアリかも
PSVR、OculusRiftからVRゲームを楽しんできた私としては
かなり進化したなぁ~というのが正直な感想です(`・ω・´)
今後も、VR元年が続き新機種が発売されると思いますが、
要注目なところですね。
個人的に、3DTVは早々に各社やめちゃったのを知ってると
スマホ同様に普及させるまでやってやる!という気概は感じます。
日本企業がその中に入っていないのが残念ですけど(SIEは微妙)
短い内容ですが、ここまでご覧頂きありがとうございます。
次回もよろしくお願いします!
↓もう少し続きます。
予想外にLIVEに力が入り始めた!
VR配信やAKBの配信、ABEMAでのワールドカップ準決勝・決勝の視聴対応等のライブ配信方面にも力が入り始めました!
正直Metaがやってこなかった部分なので、もしかしたら一気にPicoウェーブが来るかもしれない・・・
いやスポーツとVR中継相性良いと思うんですよね!
出来れば日本戦から見たかったものです(´・ω・`)
関連記事
Pico4はQuest2と同じく本体自体(ツルの部分)から音声出力されます。
ですので、外部への音声漏れを防ぐにはイヤホンやヘッドホンが必要です。
しかし、Pico4にはイヤホンジャックがないため、
USB TYPE-Cの対応(もしくは変換)のイヤホンやヘッドホン、
Buletoothの機器等が必要です。
そんな状況に困っていましたので、つい先日Ankerより発売された
「SoundCore VR P10」を購入してレビューしてみました。
ノイズキャンセリングはありませんが、遅延がなく 続きを見る
使用しながら充電しつつマイクが使えますのでおすすめです。
【レビュー】Anker SoundCore VR P10 本当に低遅延なのか?