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【VR】PSVR2 レビュー!最新機種らしい性能で初VRならおすすめ

2月 23, 2023

24年2月22日にPC対応予定とのニュースがありました!
年内対応予定との事ですが驚きです

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遂に発売!PSVR2の性能は?

2016年発売のPSVRからはや7年、待ちに待った新機種

PSVR2が遂に発売されました!

もっと早いペースで発売されるシリーズと思ってましたが、PSVR発売数年でゲームソフト含めて失速(失礼

そもそもPSVR発売時に楽に購入が出来ない状況だったのでユーザーさんが伸び悩んだ感はあります。

今回も難しいのか?と予想していたんですが、蓋を開けたらそもそも必須となるPS5自体が普及してない・・・

価格が高くなったなどの理由であっさりと通販含めて購入できる状況です。

結論から言うと、問題点らしい問題点も慣れれば良く有線接続であることを除けば

安定したVR体験が出来る事を実感しました。

スペックは?

ディスプレイ方式 有機EL
パネル解像度 片目当たり2000×2040
パネルリフレッシュレート 90Hz、120Hz
レンズ間距離 調整可能
視野角 約110度

(出典:公式サイト)

正直いって解像度はQuest2やPico4と同クラスとなっており、最近のVR機器を体験された方からしたらとびぬけた感じはしないかも・・・

しかし有機ELは黒い部分がちゃんと黒(他の方式だと黒い部分が灰色に見える)として、その部分は素晴らしい!

映画とかにもいいですね!

左右のレンズ間距離はダイヤル式で無段階で調整可能

視野角も現状のVR機器としては広い110度となっています。

コントローラー付属

PSVRはモーションコントローラーにPS MOVEというPS3世代の機器を別売りとしていましたが、

今回はちゃんとした最新鋭のモーションコントローラーが付属しています。

上の写真はQuest2とPico4のコントローラーも一緒に写しましたが、ちょっと大きい感じはしますw

手首をぐるっと囲むようなリングの形状で、左右の手を近づけるとそこがぶつかりやすく

バイオヴィレッジなどのハンドガンを扱うようなゲームだとカツカツ気になるところが難点

それとプレイ中に、敵に掴まれた時反射的にレバー+ボタンガチャをしてしまいますが、

PSボタン誤爆でポーズされるのが厄介・・・

装着感はPSVRとあまり変わらず

PSVRに続いておでこに当てて重心を取るタイプなので、

結構快適!

それと遮光ブロッカーは優秀で完全に周りの視界を遮断する没入感も良いです。

ただし、細かな微調整が必要なので装着感を現時点の所持VR機器で比べると

Pico4・PSVR2の後に、とてもバランスが悪いQuest2といった印象

パススルーはやりやすい

左からマイク部分、電源ボタン(電源入ると点灯)、パススルーボタンとなっており

Quest2やPico4はヘッドセットをタップする必要(結構強く叩かないとダメ)がありますが、ボタン押したら切り替わるのでやりやすい

それと、プレイエリア(動き回れる範囲)の設定が他機種より凝っていて新鮮

視線追従とフォービエイテッドレンダリング

普及価格帯VR機器にはない

アイトラッキング(視線追従)

フォービエイテッドレンダリング(中心視野を高精細に、それ以外をぼやかす処理)

のおかげでバイオヴィレッジも比較的綺麗なまま映像の遅延もなく快適にプレイできます!

ただし、高性能なPCでPCVR(特に有線接続)を経験された方は分かりづらいかもしれません
(正直VRmodプレイと比較して驚くほど綺麗で軽いという感想は出ませんでした)

現状アイトラッキングが有効に使用されていると感じたのは、RezInfinite(オプションで視線マルチロックが可能!)

今後のゲームに活かしてもらいたいところ

GT7

グランツーリスモ7も購入してみました!

アセットコルサ用に購入していたハンコン LogicoolのG923でプレイ

かなりいい感じなんですが、G923はブレーキペダルが超重いので慣れが必要・・・

G923をアセットコルサでプレイしたレビュー

地味にヘッドセット自体の振動が良い感じ

今までのVR機器にはなかった、ヘッドセット自体が振動する機能がとってもいい感じです!

バイオヴィレッジのショットガンやスナイパーライフルで銃撃する際に結構震えたり

物音に反応して震えたり新鮮な機能です。

イマイチなところ

PS5の用意が難しかった

お金をかければ用意しやすいPCより、購入自体が難しかったPS5が必要なところ

PS5自体がAmazonでも未だに招待制となっていて

もはやPS4のような普及は難しい感じ・・・巻き返して欲しいですね

有線接続のみ

ごちゃごちゃ用意しなければいけなかったPSVRと比べて

ケーブル一本で簡単に準備出来るとはいえ、4.5mのケーブルは正直取扱うのが面倒です。

その分、安定した綺麗な出力が出来るのでVR体験としては有線が優れているのは理解できます。

PSVRがシリーズとして継続されるなら次世代のWifi規格とかで無線対応していくのではないかと予想出来ますが、

環境・スペックが千差万別なのに対応している他機種が出来ていて(不具合も多いですが)

スペックが一定のコンシューマー機で無線接続がないのが悔やまれますね・・・

クリアに見える位置が・・・

いわゆるスイートスポットと呼ばれる、綺麗に見えるレンズ位置から少しでもズレると

とたんにボヤけてしまい、ヘッドセット固定が難しくかなり調節が面倒なので、

個人的最大の残念点です。

まとめとして、初VRなら感動できるけど高性能PCVR経験者ならそこまで

PSVR2の準備や設定から小一時間程バイオヴィレッジをプレイしてみて思ったのは、

これが初VR機器なら良かった・・・

確かにPSVRより格段に綺麗になっていますし、製品自体はとても丁寧に作られている印象です。

アイトラッキング搭載など普及価格帯のVR機器としてはお安い!なので

初めてVR体験をされる方にはおすすめのハード

しかし、既にPSVR→OculusRift→MetaQuest2・Pico4といった

VR機器沼にハマってしまった私と同じようなユーザーさんには新鮮味はないように思えます。

アイトラッキングやフォービエイテッドレンダリングが上手く活用された

PSVR2専用ゲームとか発売されれば、今後に期待できますがまだ時間がかかりそう

PS5+PSVR2が上手く展開される事を願っています!

ここまでご覧頂きありがとうございます。
次回もよろしくお願いします!

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