Oculus VR

【中級者向け】Quest2の為のSideQuestインストール

3月 15, 2022

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SideQuestを使って設定変更等してみよう!

初めてご覧の方へ

この記事の手順はAPKのインストールをしたかったので作成した2022年3月時点の記事ですが、2023年2月現在の情報で再度インストールしました。

ここ最近は連日、OS再インストール後のソフト群の確認と再インストールをしています…

その中で、必要だったのが

MetaQuest2に外部アプリ(apk)をインストールしたり

録画設定を変更したりする為のソフト

「SideQuest」を改めてインストールする事になりました。

今回も備忘録として、まだ導入されていない方へ向けての記事となります。

Quest2とPCを接続するため

公式開発者向けページよりドライバのダウンロード→インストール

https://developer.oculus.com/downloads/package/oculus-adb-drivers/
※次の手順(開発者向けオプションの有効化)でMeta(旧FaceBook)のアカウントでのログインが必要です。

通常、特に何もしなくてもQuest2とPCはUSBケーブルで接続出来るのですが

外部アプリをインストールするのに必要な為

公式からadbと呼ばれるファイルをダウンロードしてきます。

これはandroidプラットフォームのデバイスとPC間の通信をさせるものらしいです。

もしかしたらandroidのスマホをお持ちの方は似たような事をされたかもしれません。

上記サイトよりADB Driversのところよりダウンロードをします。

解凍したファイルの確認して「usb_driver」のフォルダを確認、

「android_winusb.inf」が対象ファイルです。

ファイルを右クリックしてメニューから「インストール」を選択。

これでadbのインストールは完了です。

ちょっと面倒だけど「開発者向けオプション」を設定

https://developer.oculus.com/documentation/native/android/mobile-device-setup/?locale=ja_JP

上記Meta(Oculus)の開発者向けのページの

「企業・組織の参加・作成」のリンクページから新規で組織の申請をします。

おそらくここが一番面倒です

リンクから組織の新規作成を行います。

組織作成後に左下の歯車マークの設定欄に進みます。

クレジットカードが必要なのがここです。

認証メニューから「クレジットカードを追加」の登録が必須となります。

完了したらスマホ側の「開発者モードの有効化」に進みます。

スマホ側の設定が必須

スマートフォンのOculusアプリから「デバイス」→「開発者モード」→有効にします。

ちなみにQuestの電源が入っていてスマホと接続しないと設定変更等が出来ないのに注意して下さい。

これでPCとの接続準備は完了です。

SideQuestのインストール

SideQuestのソフトのダウンロード

https://sidequestvr.com/setup-howto

上記のsiedequest公式サイトの「GET SIDEQUEST」のページから

アドバンスドインストーラーのwindowsデスクトップ版のダウンロードをします。

※簡易版があるようですが、APKインストールはアドバンス版でないとできないからです

「SideQuest-Setup-0.10.33-x64-win.exe」の実行をすると、

インストーラが起動するので指示に従ってインストールします。

※バージョンによって実行ファイル名が変わるので注意

インストール先のフォルダの指定は、特に問題なければこのままで良いと思います。

 

ここでインストールで完了です。

この後アプリの起動にチェックされていると起動します。

SideQuest接続後の説明

PCとQuestの接続の確認

デスクトップアプリの起動が完了するとこういうホーム画面が表示されます。

ここからPCとQuestの接続に進みます。

USBケーブルを用意してQuestとPCを繋ぎます。

 

ここで注意したいのが、接続したら

Quest側が接続許可を求めてきます。

ここで「許可」を選択する事を忘れるといつまで経っても認識しません・・・

ちょっとやりづらいですが、

ケーブルを接続したまま、再度Questを被って

コントローラーで選択して下さい。

その後にデータへのアクセス許可も求めてきますので、全て「許可する」で進めて下さい。

上手く進むと左上のステータスがグリーンになります。

これにてSideQuestを使用する準備は完了しました。

外部アプリ(apkファイル)をインストールする場合

アプリ内右上の赤枠マークの箇所を選択→ファイル選択画面が表示されるので

対象のapkファイルを選択するとQuest側へインストールが開始されます。

大容量のファイルの場合はそれなりに時間がかかるので待って下さい。

上手くインストールされればQuest側でも「提供元不明」のアプリ欄に追加されます。

Quest側はこんな感じで追加されます。

右上の提供元不明でフィルタすると表示されるので起動はここからです

※RUINSMAGUSのQuest2体験版のインストールはこの手順で実行しました。

Quest2の仕様外の設定欄

こちらの設定画面は、通常の設定では変更できない部分の設定が出来ます。

テクスチャの表示解像度を大きくすると、全体的に綺麗になります。

当然負荷が高くなるので、処理落ちするかもしれません。

現在は本体OSのバージョンアップによってキャプチャできる解像度もQuest2のみで変更できます

注意

ここで変更した設定ですが、Quest2の電源を切ると元に戻されます。常時変更はできないので注意して下さい。都度、SideQuest接続→設定変更が必要です。

本体側のキャプチャ解像度の変更は

v43のアップデートより、Quest2本体の「試験中」→「詳細カメラ設定」を有効

「システム」→「カメラ」の項目に設定が追加されます

フルHDの解像度の録画と、左目or右目のどちらを録画するかの変更が可能になりました!

フレームレートや品質も変更できますね・・・

出来る事が増えます

少し面倒な部分がありましたが、ここまで来れば自由度がパワーアップします。

ちなみにSideQuest上で外部アプリの購入なんかも出来ると思いますが、私は利用した事がないのでアカウント登録はしてません。

必要に応じて登録されればよいと思います。

注意点として、Quest本来の使い方から外れますので公式のサポート等は当然ありません。

全て自分自身で解決したり調べたり出来ないといけないので、初心者の方には難しいかもしれません。

ですが、やれることが増えることはいいことです!

興味がある方は試してみて下さい。

ここまで当記事をご覧頂きありがとうございます!
次回もよろしくお願いします。

↓最近これを付けて装着時のズレが改善されました(`・ω・´)

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