2023/1~PicoOS 5.3
困ったことにOSアップデートするとバーチャルデスクトップが使えなくなるようです。対応を待ちましょう…
1/8 5.3.2が配信され使えるようになったようです。5.3に上げて使えなくなった方はアップデートしましょう。
目次
高画質化?待望のバーチャルデスクトップがPico4に対応
Quest2界では有名だった無線接続用アプリ
「バーチャルデスクトップ(以下VD)」が早くもPico4に対応されリリースされました!
公式の接続アプリ「ストリーミングアシスタント」も更新され、発売日当日のようなクラッシュ祭りも減りそうなのですが、外部アプリの方が待ち望まれるという状況でした(´・ω・`)
それでは早速導入していきましょう!
まずはPC側の設定
まずは公式サイトにアクセスし
画面左上の方にある、「Download Streamer App」というところからソフトをダウンロード(今回はWindows使用として紹介)
ダウンロードしたファイルからインストールをします。
特に問題なくそのまま進めばインストール完了です。
後は、起動したのちACCOUNTSのUsernameを設定されたアカウント名に変更すればOK!
このままVDストリーマーは起動したままにしておきます。
Pico側のアプリ
モバイルアプリの「VRアシスタント for Pico」から「バーチャルデスクトップ」を購入します。
Metaみたいにweb上ではストアがまだ無いのが意味不明なんですが・・・※そもそも公式サイトにアカウントログイン等がありません。
お値段は¥2208となっています。
それではライブラリに追加されたアプリから起動!
画面右側にバーチャルデスクトップとPCデスクトップの表示がされます。
※PC側は塗りつぶしさせて頂きました・・・
ちなみに、このメニュー画面ですがPico4使用の場合、左手のメニューボタン(一番左側の)の2度押しでいつでもこのメニューが呼び出せます。
※ただし、STREAMINGの設定(画質設定)などはSteamVRを一度終了して再起動して下さい。
ゲーム中や、VirtualDesktop中で切り替えたい場合は覚えておいて下さい。
そして想像もしてなかった・・・
Oculusのゲームが遊べる!!
※PCのOculusアプリです。Questのアプリじゃないので注意
これ良いんですかね・・・
ですが、もちろんOculusアプリのダウンロードやインストール、PC版(Rift)ソフトは必須です。
普通に「アスガルドラース」遊べます・・・
若干のコントローラー遅延はありますが大丈夫な範囲
Steamで購入しておけば良かったんですが、MetaのクーポンのおかげでQuest2版を購入していた「BONELAB」
本作はQuest2版を購入orOculus版を購入で双方が遊べるクロスバイ対応。
VDを使用してOculusPC版アプリの起動も確認。
Pico4使用時のVDによるOculusゲームの起動は上手くいかない場合があるというお話ですが、若干コントローラー精度が怪しいものの、ここまでこれました。
ゲームによって違いがあるかもしれません。
ただし、ビートセイバーのエキスパート以上は、腕の振りにトラッキングが追い付きませんので注意
無線接続アプリの画質の違い
Quest2
ちょうどいいのでQuest2とPico4で比較!
それぞれ現在の無線接続ソフト2種から公式アプリのAirLink、ストリーミングアシスタントと有料アプリのバーチャルデスクトップで比較しました。
まずはQuest2ですが、AirLinkも普通に綺麗です。
フレーム落ちもなくFPSは90前後で安定
バーチャルデスクトップは、ランプの明かりの反映が強く落ち着いた雰囲気が出ており暖色が強いフレームも落ちずにこちらも安定
これは、ある程度PCスペックが高ければ好みの差と言えるかもしれません・・・
Pico4
お次にPico4で
実際明るさ補正だけしていますが、結構違うかも特に設定変更はそのまま(HD画質、リフレッシュレート90Hz)こう見るとバーチャルデスクトップの方が綺麗かな?と実感。
正直、どちらもフレーム落ちはしていないので特に問題なくプレイ出来るはず。
ストリーミングアシスタントは更新されて改善されてるのかもしれないですね。
ちなみにQuest2はバージョンアップによって1920×1080のフルHDサイズの録画が基本で出来ますがPico4では、1344×1344のサイズしか録画出来ません。
※アップデートでPicoもフルHDで録画可能になりました。
今回の比較したキャプチャですが、Pico4側に合わせていて目視で見たときに区別がつくかというと、そこまで気にならないってのが正直な感想です。
噂のGodlike
SNS上で話題にになっているGodlikeクオリティ
なるほど、確かに機器で表示される画面が異次元に綺麗になりますw
それなりのハイエンドのグラフィックボードなら動くそうですがRTX3080tiでかなり動きました(`・ω・´)
ただし、キャプチャ等では分からないので伝えられない・・・
要求スペックのグラフィックボードが厳しいので、躊躇しましたが実際にやってみると「こんなに違うのか!」というには驚きました。
通常のVRゲーム、REFrameworkのVRmodは問題ないようですがREALmodsはサイバーパンク2077、Strayと試してやっぱり右目画面が激しく遅延(ブレ)するため、酔いやすいのでREALmodsのゲームをするならQuest2の方が良いです(´・ω・`)
少し補足
ストリーマー側にも各メニューでチェック項目がありますが、全て英語なので分かりづらいです。少し説明しておきます。
左側のAudio Streamingは音声出力の出し先の変更ができます。VR headset only ならVR機器にのみサウンド出力されるようになります。
これは、バーチャルデスクトップが起動していると優先されるので注意してください。
右側の部分も特に変更する部分はありませんが、Start with Windowsの項目にチェックが入っているとWindows起動時に自動で起動します。
更にStart minimized in trayにチェックが入っていると開始と同時にタスクトレイに格納されます。
私は起動しなくて良いのでチェックは外しています。ここらへんはお好みで良いです。
画質綺麗だし、軽い!
という事で、バーチャルデスクトップを試してみた結果
想像以上に使える!
という感想です(`・ω・´)b
設定も、クオリティの設定など細かく変更出来そう。
残念ながら公式側のストリーミングアシスタントの意義が・・・
これでPico4の弱点は「Quest2専用ソフトが遊べないだけ」となってしまいました(`・ω・´)
※ただし、VRmod系は上手く動かないかも・・・
有料のアプリとして若干の壁がありますが、Pico4ユーザーにはおススメ出来ますので、無線接続で遊びたい方は検討してみてはいかがでしょうか。
それでは今回はここまでとさせて頂きます。
次回もよろしくお願いします!
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Pico4はQuest2と同じく本体自体(ツルの部分)から音声出力されます。
ですので、外部への音声漏れを防ぐにはイヤホンやヘッドホンが必要です。
しかし、Pico4にはイヤホンジャックがないため、USB TYPE-Cの対応(もしくは変換)のイヤホンやヘッドホン、Buletoothの機器が必要です。
そんな状況に困っていましたので、つい先日Ankerより発売された
「SoundCore VR P10」を購入してレビューしてみました。
ノイズキャンセリングはありませんが、遅延がなく使用しながら充電しつつマイクが使えますのでおすすめです。
続きを見る
【レビュー】Anker SoundCore VR P10 本当に低遅延なのか?