Oculus VR

公式も危ぶむバーチャルデスクトップ Quest2 設定方法

10月 12, 2021


※最近コミックス一気読みしたのでこちらのロゴになりました…

VirtualDesktopとは?

元々HTC VIVEやOculus Riftなどで使用できるSteamのアプリで、PCのデスクトップ画面をHMD(ヘッドマウントディスプレイ)へ表示させてPC操作が出来るリモートアプリです。
更にYoutubeにアップされているVR動画を見る為に使えたりしていました。VR元年時にはまだ公式のYoutubeVR等なくVR動画を見るのに一苦労していた時代です。

Quest1発売時に牙を剥いた

そんな特定ユーザーにはひっそりと評判でしたが、OculusQuest1(厳密には違いますが、当ブログは1と表記します)発売から間もなくQuestストアにも並びます。
私は後から知りましたが、当時のユーザーは驚いた事でしょう。なんたって、このソフトがあればQuest1でPCVRのゲームが出来たからです。
当時の多くのHMDユーザーはPCVRのゲームをプレイするのに有線の機器しか駄目だったのですから…
こちらのソフトは有料アプリですが、当然私も購入しました。Steam版は先述の理由で購入しましたが、これはRiftユーザーだった私にも衝撃だった為です。

無線で動ける自由さ

PC側の準備も必要でしたが、公式ページからソフトをDLして早速試してみると特に不便なく接続ができました。
デスクトップ画面が表示され簡単にPCにインストールされたVRゲームが無線で遊べるんです。
この無線でPCVRが出来るアプリは他にも「ALVR」がありますが、当時から「VD」の方が設定等が簡単な為に人気だった様に思います。

あまりに便利だった為に公式からダメだしされる

そんなVDでしたが、リリースから間もなくOculus側から物言いが入り、VRゲームを起動する機能が削除されてしまいます。
そりゃそうですね、現在からすると当時からOculusAirLinkの計画自体はあったと思いますが公式よりあっさりと先にされちゃったので…
これを受けて、VD側はSideQuestという外部アプリ(色々するためのソフト)にてゲーム起動機能を解放するという荒業で対抗します。
確かOculus本体のバージョンアップでその機能が使用できなくなったので、私もSideQuestからの機能解放をしました。

公式から許可されたので復活

そんな非公式な方法にされてしまったVDですが、Oculus公式が「Link」機能の実装、「AirLink」の展開等で大らかになったのでしょうか、遂に復活したのです。
2021年現在では特殊な手段等は必要なくQuestストアで購入したら直ぐに使う事が出来ます。
前置きが長くなってしまいましたが、早速解説していきます。

VirtualDesktop導入手順開始

導入前の確認

まずは準備するものです。OculusLinkと違う点は、steamのゲームをするのみの場合はPCのOculusアプリを使わない点です。
※Oculusのゲームをする場合はOculusのアプリとゲームインストールが必要

・ゲーミングPC
・VirtualDesktopのQuestアプリ
・VirtualDesktopのPC側アプリ
基本的な動作条件は過去の記事で記載したのですが、AirLinkとほぼ同じです。
必ずゲーミングPCは有線LANケーブルでルーター等へ接続して下さい。
ノートPCで無線接続だと起動しません。
未確認なんですが、ノートPC環境でも使えるとか…


【2021年版】Oculusクロスバイゲーム オススメ10選+1

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Oculus Air Link 設定の解説※起動しない場合の説明追記

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Quest側の準備

ゲーミングPCに関しては、ユーザーさんの環境次第な部分が大きいので割愛します。
まずはQuest側の説明をします。
OculusQuestのストア(https://www.oculus.com/experiences/quest/2017050365004772/)でVDアプリの購入をします。
お値段は¥2208となっています
Quest側はこれだけ。うん、なんてことないですね。

一つだけ注意点がありました、
間違ってSteam版のVirtualDesktopを購入しないようにして下さい。
各ストアにある為、購入時に迷う方がいる様です。

PC側の準備

VirtualDesktop公式のサイト(https://www.vrdesktop.net/)トップページから「Download Streamer APP」というところからPCアプリをダウンロードして下さい。
当ブログでは、Windows環境と想定して説明いたしますのでご了承下さい。

ダウンロードした「VirtualDesktop.Streamer.Setup.exe」というファイルからインストールを開始します。

全て英語ですが、指示通りにインストールが出来ると思います。(インストール先を指定されたい方は2番目の画面で変更して下さい)
WindowsのスタートメニューのVの欄に「Virtual Desktop Streamer」というソフトがインストールされたと思います。
早速起動して下さい。

「Oculus Username」のところは現在のOculusアカウントで設定している名前にしてQuest側と合わせて下さい。

特に問題なければ「OPTIONS」メニューはそのままでいいかと思います。このまま起動したままにしてQuest側の起動に進みます。

準備は整いました 開始しましょう!

それではQuest側でアプリの実行です。
インストールされたVirtualDesktopの起動をします。
PC側は先ほどのアプリを起動したままにしておいて下さい。

Quest側ではこちらの表示がされます。

読込が完了すれば接続画面が表示されます。
モザイク部分はPCネームが表示されます。
後は無線のマークの部分が5GHzになっていますが、現在のVR機器の無線では5GHzが標準で使用(AirLinkもそうです)されています。

デスクトップ画面に移行するのですが、まあモザイク部分は気にしないで下さい。我ながら整理されてないデスクトップです…
Questの左手側のコントローラーのメニューボタンでVDのメニューが表示されます。

「THE LIMIT」のロゴは肖像権の関係で修正しております…(有名俳優さんなんで載せたいのですがご了承下さい)
現在インストールされているVRゲームが一覧として表示されます。
しっかりとSteamのゲームも認識してくれます。

こちらの画面はSteamVRが起動すると表示されます。Oculusは白一色なんですがこちらは風景になってます。

今回はSteamのゲームという事で「HalfLife:Alyx」を起動してみました。
体感的にはAirLinkとの違和感はありません。
ただAirLinkもVDも完璧に遅延なし!というわけにはいきません。
一切の遅延も許さんという方は有線の機器を使用された方が賢明です。

何故か環境によって快適度が違う…

ここまで説明してきておいてなんですが、正直「Oculus Air Link」でいいじゃんと思いますよね?私もそう思います。
しかしユーザーさんのPCや無線環境次第で「VD」の方が快適に動作するそうです。
主に聞いたのは「VRChat」のマイク関係とかでしょうか…
私自身マイクを使わないので、そこら辺が分からないのでご了承下さい。
また、遅延なんかも環境によって差が出る方もいる様です。

VirtualDesktopは有料のソフトではありますが、無線環境の選択肢が増えるという点でおすすめ出来ます。私は「Oculus Air Link」がなかった当時に即購入しましたので損したとは思いませんが、「Oculus Air Link」で上手く動かないよ~とお嘆きの方、こちらを検討してみてはいかがでしょうか?ちなみに有料だからと二の足を踏む方もいらっしゃるかと思います。大きな声では言いませんが、Steam同様に実はOculusストアにも返品システムというのが存在します。条件があるので公式のサポートページ(返品と返金)にてご確認下さい。
https://support.oculus.com/articles/orders-and-purchases/returns/index-returns/?locale=ja_JP
※VRCは何故かPC環境の差が激しい気がしますね。
↓軽くですが、AirLink時とVD時でのレビューしてます。

ここまでご覧頂きありがとうございます。
Oculus Air Linkの記事をご覧の方も多い様なので今回はVDも紹介してみました。
VRゲームの紹介以外にもこういったアプリの紹介もしたいと思っています。
次回もよろしくお願いします。




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KeiN

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